madras 100 styles

福岡県出身。2006年に株式会社伊勢丹に入社し、紳士靴売り場に配属。２年間現場スタイリストとして売り場に立ち、3年目からアシスタントバイヤーを担当。2013年に地域支店のバイヤーとなり、新宿店のバイヤーやプライベートブランドのバイヤーとして活躍。現在はISETAN MENSのフロアマネージャーを務めています。

誠実な靴作りの姿勢がマドラスの魅力

15年間の勤務中14年間紳士靴に携わり、デジタル接客サービス「YourFIT365」「ヴィンテージシューズ」の導入など新しい売り場つくりを仕掛けてきた田畑智康さん。
「ISETAN MENSの靴売り場は『シューズテーマパーク』をビジョンに、“靴に関わるすべてのことをすべてのシーンで”をミッションとして、お客様にシームレスに靴にまつわる情報を提供しています。お客様の嗜好も年々変化していますが、みなさんがワクワク楽しんでいただくことを第一に考えています。以前までは靴はファッションアイテムとしてカッコいいことを重視して選ばれていましたが、今では自分が愛着を持った靴を長く楽しむという嗜好に変化しました。あらゆるものが持続可能な社会にコミットするようなモノ選びに移行していますね」と話す田畑さん。コロナ禍によって百貨店の立ち位置も大きく変化したとも言います。
「百貨店、特にリアル店舗への期待値が上がり、商品のストーリーを知るために来店される方が増えました。バイヤーとして大切にしている考えは『極端』『シンプル』『オリジナリティ』の３つ。マーケター視点で考えてお客様の嗜好の変化に対応することが重要です。マドラスはものづくりに対して誠実な企業。一緒に商品開発をしたときにも、お客様の要望に対して真摯に答えようとする姿勢を感じました。また工場の検品体制もしっかりしていて、細部にまで靴に対する愛着にあふれ、でき上がってくる靴からも誠実さを感じられます。だからこそ100年間お客様から愛され続けてきたと思います。これからも日本の靴業界を牽引しアップデートしていってください」

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