madras 100 styles

1981年生まれ。JA全農グループの米穀会社に就職し、営業職やアンテナショップの店長などを10年間務め、2015年、家業である「銀座みかわや」に入社し、ホールサービスを始め多岐にわたり担当しています。３代目の父親の後を継ぎ、４代目として創業100年に向け邁進中です。
https://www.ginza-mikawaya.com

銀座の洋食の味を守り、100周年を目指す！

銀座三越新館と同じビルの１階にある老舗洋食レストランの『銀座みかわや』。明治20年（1887年）開業した『三河屋食料品店』をルーツとし、終戦後の昭和23年に『フランス料理 みかわや』として復興したお店の４代目を務めるのが、渡仲 晋平さんです。
「20歳の時に初めて海外に行きカルチャーショックを受け、いままで通りの人生でよいのかと疑問を持つようになりました。前職勤務中に実家の『銀座みかわや』を畳むという話が持ち上がり、たくさん可愛がってくれた祖父が作った店を失くしたくないという思いもあり、家業を継ぐ決意をし、サービス業のイロハを学ぶためにホテルで１年間修行をしました。『銀座みかわや』の洋食の味と店の雰囲気を守り続けることを大切にしています」と話す渡仲さん。お客様へのサービスを重視するためにも靴選びが大切だと力説します。
「お店は絨毯敷で、長い立ち仕事では特に疲れやすいですので、シューズの履き心地と安定感は特に重視しています。仕事だけで3万歩以上歩く日もありますから。銀座と聞くだけで身構えてしまいがちですが、街に入るとアットホームな場所。お店でもそんな小さな銀座を表現したいと思っています。100周年を迎えたマドラスのように、『銀座みかわや』も100年を迎えるまで守っていくことが、私が祖父にできる恩返しですね」

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