2001年に学習院大学経営学科卒業後、木村屋總本店に入社。2006年、28歳の時に7代目代表取締役社長に就任しました。毎朝、あんぱんを食べ仕上がりをチェックしています。
学生時代からパン工場の生産ラインに入ったり、研究室でパンの開発に携わったりとパン作りに親しんでいた木村 光伯さん。
「入社後にパンの専門学校に入り、その後アメリカの国立パン研究所(AIB)に留学して、工場の衛生や生産管理を本格的に学びました。木村屋は明治2年(1869 年)に新橋で創業し、その後、銀座に移転し店舗と工場を構えました。明治7年に酒種を使ったあんぱんを発明し、翌年明治天皇に献上。それが現在でも弊社の定番としてある『酒種 桜』です」と話す木村さん。有明にある工場はおいしいパンの香りで包まれています。
「毎日のミーティングや、店舗・工場のチェックで動き回ることが多いですが、仕事への気構えとしてもジャケットスタイルは崩しません。小さい頃から父親の靴磨きをしていたこともあり、今でも靴を磨くと無心になれます。工場に入る時には白衣を着て靴を脱ぐので、ローファーが多いですが、商談などではレースアップシューズを履くようにしています。マドラスの八重洲店によく訪れますが、スタッフの雪下さんに毎回丁寧に接客していただいています。靴に対する相談に対して一緒に考え、マニュアル的でない温かい応対をしてくれるところは、さすが100年続いてきたブランドだなぁと感じています」
M410 BLACK ¥27,500
ビジネスシューズに最適なスマートな外羽根デザインのプレーントゥ。中底に軽量高反発素材のKaRVO(カルボ)を搭載し、ソールには水にも浮く比重1.00の新開発軽量ラバーを採用しています。長時間履いていても疲れ知らずです。
ジャケパンに爽やかなレジメンタルタイを合わせた、若々しく誠実なスタイルの木村さん。レジメンの色味と揃えたチーフを胸ポケットに挿し、洒脱な雰囲気をプラスしています。
時計は初任給で買ったという『オメガ』のスピードマスターを愛用。機能的でスポーティなクロノグラフなので、スーツ姿はもちろん、休日のカジュアルスタイルにも合わせやすくお気に入りです。